Carbon Rili / Black Rili
カーボンルリー(ブラックルリー)
基本情報
- 属
- Neocaridina属
- 学名
- Neocaridina davidi
- 系統
- 黒系 / ルリー系
- 体長
- 成体で約2〜3cm
特徴
カーボンルリーは、頭部と尾部に黒色から濃いチャコール色の発色を持ち、胴体中央部が透明になるルリー表現を特徴とする Neocaridina davidi の改良品種です。
黒く発色する頭部・尾部と、色素が抜けた透明な胴体中央部とのコントラストが、この品種の大きな魅力です。
透明部分の抜け方や黒色部分の範囲には個体差があり、透明部に細かな黒い斑点が残る個体や、わずかに青味を帯びて見える個体もあります。
系統・歴史
カーボンルリーは、ブラックサクラなどの黒色系 Neocaridina から、頭部と尾部に黒色を残しながら胴体中央部が透明になるRili表現を選別して成立した品種として知られています。
海外では「Carbon Rili」「Black Rili」の両方の名称が使われ、2010年代前半にはすでにヨーロッパの愛好家の間で繁殖・選別されていました。
ルリーは特定の色系統を示す名称ではなく、胴体中央部の色素が抜ける模様表現を示すものです。そのためカーボンルリーは、黒色系の育種背景を持つ個体にRili表現を固定した品種として位置づけられます。
飼育について
基本的な飼育方法は、ほかの Neocaridina davidi の改良品種と大きく変わりません。丈夫で飼育・繁殖しやすく、安定した環境では淡水中で世代を重ねて繁殖します。
特徴的なRili模様を維持したい場合は、繁殖個体の中から黒色部分と透明部分のバランスが良い個体を継続して選別していきます。
水質、餌、繁殖などの基本については「チェリーシュリンプの飼育ガイド」をご覧ください。